冷凍食品を50℃洗い
食材を購入して冷凍庫に保存している人も多いことでしょう。肉や魚などはその日に使わなくても特売の日などにまとめて購入して、冷凍庫に保存していれば使いたいときには解凍すればいいので節約にもなりますよね。
冷凍した食材を解凍するときにはどのような方法で行いますか?冷凍庫から出して常温で解凍を始める人もいれば、冷蔵庫の中に入れて解凍をする人もいるでしょう。時間がない人はレンジの解凍機能を使うかもしれませんね。
食材を解凍するときにも50℃洗いを実施しましょう。食材のうまみが逃げることなく解凍できますよ。冷凍した食材を50℃のお湯に浸して洗います。急激にお湯の温度が下がりますのでお湯をつぎ足しながら50℃洗いを行いましょう。43℃以下になると菌が繁殖しやすくなってしまいますから、温度管理だけはしっかりと行いたいですね。
冷凍した食材を2~3分間洗います。このとき食材は真ん中がまだ固い状態です。まだ解凍できていない部分が残るぐらいでお湯から出すのがおいしく解凍するコツです。その後すぐに冷たい水に入れ、その後水気を切りましょう。
冷凍しすぎてしまった肉は食材の端が白っぽくなってしまいます。解凍してもうまみが逃げた状態であまりおいしいとは感じられません。しかし、50℃洗いをすると、鮮度が落ちてしまった食材も生き返りますよ。
塩蔵ワカメや乾燥ワカメも良く料理に利用すると思うのですが、これらも50℃洗いすることで早く戻りますよ。切干大根やヒジキなどでも試してみてください。ふっくらと戻りますので、よりおいしくなります。