50℃洗いは本当にすごい!
50℃のお湯で洗うだけで、しなびた野菜がしゃきっとよみがえる50℃洗いがブームになっています。50℃のお湯で食材を洗うことでさらにうま味がアップ。しかも汚れもきれいに取れるので、果物などの表皮についた残留農薬も気にならなくなります。リンゴは皮のまま食べたり、調理すればおいしいですが、皮についている農薬が気になるものです。私はサツマイモも皮ごと料理することが好きなのですが、皮の汚れが気になってつい皮をむいでしまいます。50℃洗いをすれば皮についている汚れも残留農薬も排除できるので、食材を皮ごと使えます。
野菜や果物などの中には皮に近い部分に多くの栄養素があるものもあります。皮に汚れが多い場合には、厚めに皮をむくので、栄養素が皮と一緒に捨てられることになってしまいます。皮の汚れがきれいに落ちれば、皮を薄めにむくことが出来ますので、栄養素を無駄にすることもありませんね。
50℃洗いで新鮮さも蘇るのは本当にミラクルなことだと思いませんか?しんなりしていた葉物野菜もシャキッとした葉になるので、おいしさもアップします。葉物野菜は新鮮なうちに買っても、冷蔵庫で保存しているといつの間にかしなびた状態になってしまいます。50℃洗いをすれば鮮度が蘇るので、保存期間も延びますね。一度50℃洗いした葉物野菜を再び50℃洗いしても鮮度は蘇ります。ただし、2度の50℃洗いをした葉物野菜は水分が葉の表面からなくなると少ししんなりしてしまいます。2度洗った場合には、再び保存するのではなく早めに食べたいですね。